2018年09月16日

医療と患者

東大阪・布施の女性専用鍼灸マッサージ
にゃんこ鍼灸治療室です。
ご覧いただきありがとうございます。
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私が小さいとき、病院はとても怖いところでした。

例えば検査を受けるにも、年配の方が準備に時間がかかれば早くしろと態度と言葉に出され、「すみません、すみません」と口に出しながら受けている患者さんの姿をたくさん見ました。

看護の時、お年寄りになぜか赤ちゃん言葉で話する場面。体に触れもしない診察。

みなさんにも、多かれ少なかれご経験があるかもしれません。

ご年配の方は特に、ご自身の親御さんの時代のそんな記憶があり、病院嫌いになっておられる方も多いです。

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体にはその人の歴史が詰まっています。

接する相手がいくつだろうと、背景には生活があり取り巻く人々がいます。

数値だけではわからないことがあります。

東洋医学では、人をみろという教えがあります。

一部だけ、症状だけみていては治療とならないこと、その人の来し方や日常生活にこそ治療に役立つ答えが詰まっていることを指しています。

時は過ぎ、現在では医師も医療従事者もそのことに気付き考え、現場での向き合い方は随分変化しています。

学会に参加して感じることは、症状をなくすことと同時に、なんとかその人の思いを汲み取ろうとしている医療関係者がたくさんいるということです。

現場では綺麗事で対応出来ない場面が多々あります。

しかし、病院嫌いになってしまった方たちでも、信じられる場所となることを願ってやみません。


病と向き合うことは、ご本人にとって人生を見つめ変化する、大切な時間です。

その時間もその人の、かけがえのない歴史なのです。

患者という立場は非常に弱い印象を持ちますが、反面、存在をかけて医療関係者に生きることを教えるという強い面も持っています。

威圧感ある場面に遭遇したら、耐えることをよしとしないようにしたいものです。


あなたの歴史の一部に関わるという自覚を、にゃんこも忘れずにいたいと思っています。



にゃんこ鍼灸治療室
平日10:00〜18:00(日祝休み)
http://www.nyankoshinkyu.com
posted by にゃんこ at 22:26 | TrackBack(0) | 日記