2019年04月15日

痛みは他人事

東大阪・菱屋西の鍼灸・マッサージ
にゃんこ鍼灸治療室です。
ご覧いただきありがとうございます。
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痛いとき、

「どこが?」

は言いやすいですね。


しかし、

「どんなふうに?」

と聞かれたら何と答えますか。

・ズキズキする
・ビーッとする
・ピリピリする
・もやっとしている
・とにかく痛い

表現の仕方は様々です。

どうにかこの感じを伝えたいと

例えも使ったりした経験はありませんか。


骨折した経験がないのに「折れたみたいに」痛かったり、

えぐられているみたいに痛かったり、

棒を突き刺したみたいになど、

実に様々な言い方があります。


また、痛みに対して強い・弱いという捉え方もあります。

同じ刺激でもあなたと隣の人とは違う体、違う感覚です。

さらに痛いのではない場合もあります。

しびれを痛いと感じたり、

痛みをかゆいと感じたり、

痛いではなくしんどいという表現になったりもします。


こんなにいろんな言い方が出来てしまうのは、

感覚には個人差がある上に、

表現の仕方も人それぞれの言葉になるからです。


〈 どれどれ 〉
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自分が痛くてつらいのになかなか他人がわかってくれないと、

「所詮他人事なんだな」

と疲れますね。

そう、他人事なんです。

いろんな言い方ができるくらい感じ方は違うんだと思えば、

「痛みは他人事」は冷たい意味でなく

ただの事実となります。

病院や治療院に行かれた際は、

がんばってあなたの感覚を伝えましょう。


もし言い方がわからなくなったら(聞かれると思いますが)

「どんなときに痛いか」

を足してください。

・どんなふうにするといたいのか
・どうしたらましになるか
・どうしたらさらに悪化するか
・決まった場面、決まった時間につらくなる

しかし痛みがピークの時には

こんなことを考える余裕がないものです。

出たり出なかったりする症状は、

どうだったか忘れてしまうこともあります。

「こうしたらましだけど、こうしたらあかんな」

ちょっと思い出しておきましょう。


〈どこにいるでしょう〉
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あなたの訴えの中に解決の手がかりがあり

表現の仕方の中に答えがあります。

ご自分の言葉でいいのです。

専門用語など調べていなくていいのです。


ブログ「カルテの既往歴、家族歴」

でカルテ記入についても記しました。

医療従事者や施術する聞く側の人としての問題も大きく関係しますが、

自分でも体について伝えましょう。

それがはじめの第一歩になります。

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痛みは、わかってもらえたという感じがしたら

それだけでも少し緩和されます。

また、

「わかってもらえた」

というのは治療や施術の結果、楽になったときにはじめて思えることです。

あなたの痛みが解決のための手がかりとなります。

自分のありのままの感覚を大切にしましょう。


自分の感覚だけは

決して他人事にしないように。





にゃんこ鍼灸治療室
平日10:00〜19:00(日祝休み)
http://www.nyankoshinkyu.com
posted by にゃんこ at 20:57 | TrackBack(0) | 身体の話

しんどいときは

東大阪・菱屋西の鍼灸・マッサージ
にゃんこ鍼灸治療室です。
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〈にゃんこも〉
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「しんどい」


この感覚はとっても漠然としていて、

つぶやいても

まわりの人にとってはさして大きな問題ではないのでスルーされます。

もしくは、

「休めばいいじゃん」

というようなことを言われたり、

「何が?」

と詳しく理由を聞かれたりもするでしょう。


風邪などはっきり体調不良からくるしんどさや、

オーバーワークで疲れてしんどいといった場合は、

しばらくすれば元気になるとわかっていて待てます。


しかし自分の気持ちがいっぱいいっぱいになっているときのしんどさは、

なかなか伝えることもできません。


いつも気になる箇所や体調不良は、

そのいっぱいいっぱいを表していることがあります。


体のつらさから、

自分がいっぱいいっぱいになっていることに気づくこともあります。

〈わんこも〉
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施術は体を楽にするためにあります。


しかしそれだけではありません。

しんどさの理由に、

今のあなたの心の状態に、

呼びかけする行為でもあります。


体の声を聴いてあげましょう。

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「しんどい」

という漠然とした感覚は

あなたのこころと体にズレができているときです。


長く続いてきたその状態が、

ようやくしんどさの感覚として

あなたに訴えているのかもしれません。


こころがいっぱいいっぱいになり、

しんどくてどうしたらいいかわからないときには

思いっきり凹んでください。

涙が出てきたら

止めずに流して。

・何やってんだろう
・もう嫌だ
・なんでしんどいかわからない
・どうしていいかわからない

そんなこころの叫びを

思いっきり聴いてあげましょう。

涙は、あなたがあなたの為に流した優しさ。

今まで見ぬふりをしてきたあなた自身のために

素直になって

しんどさを認めましょう。

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こころがいっぱいいっぱいでしんどいとき、

体のあちこちに凝りや痛みが出ます。

そんな体をどうにかしたいときにまずできることがあります。

それは、ご自身の気持ちに素直になることです。

・自分は今ココがしんどい
・自分は今呼吸が浅いな
・自分は今すごい力が入っている

今の状態に気づいたら、治癒への道は進んでいます。

しんどいことを責めたり急かしたりしないで、

ただしんどがることを自分に許しましょう。

これまでにも実は、

なんでこんなしんどいのか、

精神的にも不安定なとき不調が出ると

気づいていたのではありませんか。

これまでのやり方で限界がきたからしんどいのです。

そう気づいたらこれからは変わります。

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変化といっても、

物事や人に対する価値観や対し方、頑張りポイントについて、

ちょっと角度を変えるといった小さなことなのですが、

その初期には変化への怖さから抵抗が起きやすいものです。


そんなときに起きやすいこととして、

しんどさから解放してくれる何かを探し回る

という行動をとる場合があります。


いろいろな施術法に頼ったり、

少しの期間で場所をあちこち変えたり。

自分の求める答えを言ってくれるところを探すでしょう。


でもね、

外から与えられる答えは

“答えのようなもの”

です。


その証拠に、

体調について原因や解決法を教えてくれても

・本当かな?
・そうかなあ。
・結局何が起きているのかわからない
・自分はどうしたらいいんだろう

と、きっと言われたことにピンとは来ないでしょう。


簡単にしんどいのを認めたら

あなたはあなたでなくなってしまいます。

本当のあなたが変わるときを迎えていても、

がんばって築きあげてきた自分は

出ている体の症状の原因にこころなんて関係ないと

スッと受け入れようとはしません。


精神的な影響を受けている不調があるときや

こころがしんどいとわかっているならぜひ、

怖くてもご自分に向き合っていきましょう。


答えを、

新たな選択をしていくやり方を、

知っている自分に出会えます。


病院は診断と治療法を示してくれます。

いろいろな施術法や場所や人は完璧な答えをくれるものではなく、

そんなあなたを手助けするだけというのが健全な使い方です。

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しんどいときに助けを求めるのは自然なことです。

けれど、

なんだか場所や人を探し回りそれにも疲れたら、

自分にはしんどさから解放される力がある!

ということを思い出してください。


だって

今はいっぱいいっぱいになってしまったけれど、

もともとは

自分を守るために

自分でそのやり方を身に付けてきたのですから。


こころを解放していくとき、

人によってかかる時間はまちまちです。

変えようとし始めた時に、

変化はすぐには目に見えないかもしれません。

けれどしんどいことに気づいたなら、

必ず実感できる日がきます。


しんどくなるくらいの頑張り屋さんは

ここでも早く変わろうとしがちですが、

大丈夫です。

少しずついきましょう。


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自分をしんどくしてきたやり方や考え方にサヨナラしていくあなたを

にゃんこはいつも見守っています。

そして、

体の軽さを実感できるときが増えていくように

応援しています。



いつの間にか

今のしんどかった感覚が忘れ去られ、

遠い遠い思い出となりますように。





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